雑種猫の種類と性格傾向。あなたの愛猫はどんな子?

雑種猫の種類と性格傾向。あなたの愛猫はどんな子?

雑種猫は世界で最も生育数および飼育数が多い猫種とされています。雑種とひと口に言ってもその種類は様々で、外見はもちろん、性格の傾向も変わってくるのだとか

さて、あなたのお家の雑種猫ちゃんは、どんな特徴で、どんな性格傾向のある子なのでしょうか?それぞれの種類の特性をチェックしてみましょう。

Advertisement

雑種猫とは?種類によってどう違うの?

雑種猫とはその名の通り、異なる猫種の間に生まれた猫種のことです。「ミックス猫」とは定義が若干違うため補足しておくと、「両親が雑種、もしくはどの品種の血が混ざっているのかわからない猫」を意味します。両親の品種が判明している上で、異なる品種の間に生まれた子は「ミックス」に分類されるようです。

 

様々な品種の血が混ざっているだけに、種類・個体によって若干性格の違いが出ると考えられています。

雑種猫の種類と性格傾向

雑種猫は個体によって外見に違いがありますが、ベースの色や模様の有無・柄などでだいだい8種類に分類されています。ここではそれぞれの外見特徴や性格傾向をみていきましょう。

三毛猫の特徴・性格傾向

雑種猫の中でも比較的ポピュラーとされ、日本では昔からよく飼われていた雑種猫です。黒・白・茶と3つの毛色が混ざった被毛が特徴で、「キジ三毛」「トビ三毛」といった亜種も存在します。

 

性格もマイペース・気分屋・プライドが高いなど、猫の王道を行っている傾向。遺伝子上メス猫が多いことでも知られています。

茶トラの特徴・性格傾向

茶トラはベージュ系の明るい茶色と、白い縞模様が特徴の雑種猫です。暖色系の優しいカラーリングからか、日本人人気が高いとされています。

 

性格は人懐っこく温厚で、やや甘えん坊の傾向があり、その飼いやすさも人気の秘訣。遺伝子上オスが多いと言われています。

キジトラの特徴・性格傾向

キジトラ猫は茶トラよりはダークトーンの茶色に、グレーや黒といった濃いめの縞模様が特徴的な毛色を持ちます。イエネコの祖先である「リビアヤマネコ」に近い模様の様です。

 

性格は比較的警戒心が強い傾向ですが、飼い主に一度懐くと人一倍甘えん坊になりやすい様です。

サバトラ猫の特徴・性格傾向

ベースカラーはグレーで、黒の縞模様がチャームポイントのサバトラ猫。魚の「鯖」に似た色をしていることから名付けられたと言われています。

 

性格は個体により両極端に分かれる傾向にあり、陽気で人懐っこい子もいれば、神経質で警戒心の強い子もいるようです。

サビ猫の特徴・性格傾向

黒ベースの被毛に赤茶色の模様が入っている雑種猫で、縞か斑模様であることが多いです。名前の語源は「鉄サビ」からきているのだとか。

 

雑種猫の中では頭が良い方で、共存性も高く、多頭飼いに向いていると言われています。ただ慣れるまではやはり警戒心が強めの様。

ブチ猫の特徴・性格傾向

ブチ猫は野良猫では比較的見かけることの多い種類で、顔部分に黒いブチ模様があるのが特徴です。全体が白色ベースか黒色ベースかによって、性格が異なる傾向にあります。

 

黒ベースのブチ猫は比較的明るく、穏やかでマイペース。白ベースのブチ猫は気が強い子が多いそうです。また、ブチの中でも額から鼻にかけ八という形の模様が出来ている子をハチワレと呼び、縁起の良い猫として知られています。

白猫の特徴・性格傾向

その名の通り、全身真っ白の被毛を持つ白猫。シンプルな美しさが魅力で、世界中で高い人気を誇ります。

 

基本的に気が強く、警戒心も独占欲も強いというなかなか気難しいタイプです。白色という目立つ容姿で外敵にも狙われやすいことから、このような性格傾向になったと考えられています。

黒猫の特徴・性格傾向

黒猫もその名の通り、全身真っ黒の被毛を持ちます。国によっては幸運のシンボルだったり、また逆に不幸のシンボルだったりすることもあるようです。

 

性格はフレンドリーで人懐っこく、またとても頭が良い傾向にあるのだとか。中には「人間の言葉を理解できるのでは?」と思われるくらい聡明な子もいるようです。

まとめ

あくまで一例ではありますが、雑種猫の種類と性格傾向をお伝えしました。あなたのお家の猫ちゃんにはあてはまっていましたか?

 

どんな模様で、どんな性格の子でも、愛情をかけて育てていればちゃんと飼い主さんに懐いてくれます。愛あふれる猫ライフをお過ごしくださいね。